医療保険も必要なのか? 目的に応じた受け取り時期になっているか? などしっかり考えて目的を明確にして加入してください。 余分な保険料を安く抑えてお金を貯めることもとても大切です。 むさしの保険の相談室では、保険の「わかりにくさ」を「わかりやすく」説明することで、お客様がご自身にとって最適な保険を選んでほしいと思っています。それは保険で損をする人を増やさないため、"保険加入ありき"ではない「保険の相談」につながっています。 保険の相談会のお知らせはこちら → むさしの保険の相談室は、現在加入中の保険について確認するとともに、ご家族の生活スタイルなどを踏まえ保険の必要性を考えます。 「保険を安く抑えてお金を貯めたい」と思っているあなたのご相談に乗ります。定期的に「保険の相談会」も行なっていますのでお越しください。 LINEでもご相談できます
学資保険のコラム 投稿日:2020年7月31日 更新日: 2021年5月24日 子供の教育資金を貯めるのに学資保険を検討している方も多くいるのではないでしょうか。貯蓄性を重視して学資保険を選ぶ場合に気をつけたいのは学資保険が元本割れしないかということです。元本割れしない学資保険はどのように見分ければよいのでしょうか? 元本割れの見分け方 学資保険で元本割れするというのは、支払った保険料の総額よりも学資保険で受け取った金額の方が少ないことを指します。つまりは保険料をいくら支払って保険金をいくら受け取れるのかを調べれば元本割れするか知ることができます。 また、保険料をいくら支払って保険金をいくら受け取れるのかは「返戻率」で表されることも多いです。返戻率は「へんれいりつ」と読みます。返戻率は、 返戻率(%)=保険金受取総額÷保険料支払総額×100 で計算されて、返戻率が100%を下回ると元本割れします。100%を超えて高ければ高いほどお金が貯まる学資保険です。 学資保険A 学資保険B 学資保険C 保険金総額 200万円 200万円 200万円 保険料総額 210万円 190万円 180万円 返戻率 95. 2% 105. 3% 111. 1% 上の表の場合、学資保険Aが元本割れの学資保険です。 元本割れしてしまう原因は?
親戚にすすめられ、貯蓄のつもりで学資保険に加入しました。 子どもが病気になったときに給付金が出る上に、元本も保障される保険と思っていたのですが、もう少し調べてから加入するべきだったと後悔しています。 一般的に医療保障重視タイプは、祝い金・満期保険金の総額が払込保険料の総額を下回る、いわゆる元本割れする学資保険です。 元本割れとはどのようなものかみてみましょう。 1 学資保険の元本割れとは? 図1 元本割れとは 元本とは、収益を生み出すもととなる資金、いわゆる元手のことです。 元本として支払ったお金よりも受け取るお金が少なくなってしまうことを「元本割れ」 といいます。 学資保険では、保険会社に保険料を払い込み、決まった時期に祝い金・満期保険金を受け取ります(祝い金がない商品もあります)。 元手となる払込保険料の総額と、リターンである祝い金・満期保険金の受取総額を計算して比較することがポイント です。受取総額が払込保険料の総額を下回っていたら、元本割れする学資保険ということです。 2 元本割れする学資保険・しない学資保険の違い (1)まずは返戻率をチェック! 元本割れする学資保険・しない学資保険を見分けるには、「返戻率」を確認しましょう。 返戻率とは、元本である払込保険料の総額に対して受取総額(祝い金・満期保険金の合計)の割合をパーセンテージで表したものです。返戻率が100%に満たない場合は元本割れとなります。 図2 返戻率の計算方法 元本割れを避け、貯蓄として効率の良い学資保険を求める方は、まず返戻率を確認し、100%を超えるものを選びましょう。 (2)契約内容によって返戻率に差が出る! 学資保険は、保険会社によってさまざまな商品・プランがあり、祝い金・満期保険金の受取時期や受取総額、保険料払込期間など、契約内容によって返戻率に差が出ます。 一般的に、保険料の払い込みを早く終えて受取時期を遅くする方が、返戻率は高くなります。 例えば、10歳まで保険料を払い込んで大学4年間で分割して受け取るパターンと、18歳まで保険料を払い込んで18歳のときに一括で受け取るパターンでは、前者の方が返戻率は高くなります。 (3)保障はシンプルにすること お子さまが病気やケガによる入院・手術をした際に給付金が受け取れる特約や、契約者に万一のことがあった場合に育英年金(養育年金)が受け取れる特約が付加されているタイプは、保障が手厚い分、保険料が高くなってしまいます。返戻率を高くするには、保障はシンプルにしましょう。 3 医療保障重視タイプは不要?充実する医療制度 子どもが病気やケガをしたときの保障も少しは必要だと思っていました。でも、今は子育て支援制度が充実していて、子どもの医療費はほとんどかからないことが多いみたいですね?