今回は 牛肉 ハラミ・サガリ編 です。日本では、焼肉屋でよく見かけますが、精肉店やスーパーではあまり売られていません。一方ロンドンでは、精肉店でもスーパーでも販売されており、手に入りやすい食材です(^^) 豚ハラミについてはこちらへ 日英の肉比較 牛肉 ハラミ・サガリ編 ハラミ・サガリの部位の説明 ハラミとサガリは、 横隔膜 のことです。 サガリも含めて、ハラミと呼ぶこともあります。 牛一頭でハラミは2本、サガリは1本。余計な脂やスジを取り除くと、2kg程しかありません。 こちらは 松阪牛のハラミ 。ハラミとは思えないほど、ばっちり霜降りが入っています(^^)味が濃くて、柔らかくてとっても美味しいです!!
1. サガリってどこの部位? サガリは、牛の横隔膜の一部で、肋骨の付近にある分厚い内臓肉である。ちょうど内臓にぶら下がるようについているため、「サガリ」と命名されたといわれている。 サガリとハラミの違い 同じ横隔膜の一部の内臓肉に、ハラミがあるが、ハラミは背中側に位置していて、サガリに比べて薄くて脂肪分が多い点が違っている。ただ、同じ横隔膜の一部ということで、サガリとハラミをひとくくりにして、ハラミと分類される場合も少なくない。 サガリの肉質 サガリは、牛1頭から、およそ1kgしか取れない希少部位でもある。そのため一般のスーパーなどでは、なかなか目にすることができない。サガリの肉質は、とても柔らかく、味わいそのものはあっさりしているが、コクと旨みが強く、ステーキにすると大変美味で、多くのファンを獲得しているようだ。 豚にもサガリはある? サガリは、豚や鶏にも存在する。豚の場合は、牛と同様に横隔膜の部分のことを指しており、内臓を処理する際に1頭から300g前後しか取れず、柔らかく適度な脂肪があることが特徴だ。北海道の富良野地方では牛よりも豚サガリのほうが広く親しまれているが、鮮度が落ちやすいため流通量が少ない。また、鶏には横隔膜がないため、牛や豚のように横隔膜の一部ではなく、胸の骨から臀部にかけての筋肉をサガリと呼ぶ。ただし、鶏サガリはハラミとして飲食店で提供されていることもあるようだ。 2.